2泊3日のキャンピングカー旅行で北海道はどのくらい回れるのでしょう。
札幌を出発して旭川、美瑛、十勝と人気の右回りを走ってみました。
キャンピングカーはレンタルでも人気の高いセレンゲティ。
ハイエースベースで走りもよく、広い室内空間で快適にキャンピングカーライフが楽しめます。
今回は北海道のキャンピングカーレンタルで定評のある「しろくまキャンピングカーレンタル」で借りました。
「しろくまキャンピングカーレンタル」は新車を導入していますが、今回ちょうど増車のタイミングに当たりレンタル第一号でした!
1日目 札幌市内を出発。旭川へ
9:30am 札幌出発
札幌のホテルでクルマを受け取り、簡単な説明を受けて出発。
クルマは高さと幅があるので大きく見えますが、視界もよく乗り出しからスムーズに運転出来ます。
乗り心地もいい~!
今日の予定は旭山動物園へ行って、剣淵町絵本の館、そして朱鞠内湖畔キャンプ場へ向かう予定です。
12:30pm 旭山動物園到着
途中、高速道路のパーキングエリアでキャンピングカーの中を探検したり、仕事の電話などをしていると昼前につく予定が遅くなってしまいました。
駐車場は東門駐車場に入れました。それなりに駐車場は混んでいますが、大きな車体を見て警備の人が停めやすそうな広めのスペースへ案内してくれました。 動物園は期待通りで、動物もまじかに見えます。もっとゆっくり観察したかったのですが…
昼食も入れて2時間で切り上げました。
う~ん。ここはもう1~2時間時間を取った方が良さそうです。
14:30pm 旭山動物園出発
朱鞠内湖畔キャンプ場まで100km弱ですが、カーナビでは3時間近くかかると出ています。
キャンプ場のチェックインは5時までなので、それまでに着きたいと思い、剣淵町絵本の館へ行くのは今回カット。キャンプ場へ向かいます。
途中のコンビニで今晩の夕食を調達し、半分になっていたガソリンを給油。街を離れるとガソリンスタンドが見当たらない北海道では燃料計のハリが満タンを指していると安心します。
16:50pm 朱鞠内湖畔キャンプ場到着
チェックイン時間に間に合いました。
キャンピングカーがとまれるサイトを案内されて向かいます。
出来るだけ湖に近いところへとクルマを進めると道が細くなり、林の中を入っていくため木の枝で上をぶつけないように十分注意しながら進みます。
いくつかのサイトが空いていますが、出来るだけ平面になっていて、クルマの切りかえしで枝にぶつけない場所を選びました。
湖畔に着いた瞬間、「北海道らしい、いいキャンプ場だな~」という印象です。
夜は真っ暗、遠くで何の鳴き声かわかりませんが獣の鳴き声が聞こえます。今回オプションでトイレを借りたので、夜中にトイレで起きても安心です。
7月の初旬ですが、夜中冷えてきたのでFFヒーターを使いました。
※今回湖畔での写真撮影もあり、林の中へクルマを進めましたが、混雑している時期や大きなキャンピングカーの場合、林に入る手前に広々したスペースがありますので、そちらへ停めた方が無難です。
2日目 朱鞠内湖畔キャンプ場を出発。美瑛へ
8:30am 朱鞠内湖畔キャンプ場を出発
今日は美瑛方面を走り、十勝へ向かいます。
キャンピングカーにテレビは付いていませんが、夜静かで早く寝て、早く起きて準備出来たのでよかったと思います。
11:30am 美瑛道の駅到着
ここで少し休憩。近くにある有名な観光スポット青い池へ行くにはカーナビをどう設定すればよいのか確認。
白金インフォメーションセンターに合わせるのが良さそうなので設定して出発。
12:15pm 青い池到着
白金インフォメーションセンターを少し過ぎると、大きな看板ですぐにわかりました。
大勢の観光客がいます。
駐車場から少し歩くと、文字通り青い池が広がり感動します。
青い池を離れて、白金インフォメーションセンターで一休み。
13:00pm 白金インフォメーションセンター出発
ラベンダー畑で有名なファーム富田へ向かいます。
13:30pm ファーム富田到着
ファーム富田に着きました。7月初旬が見ごろのラベンダーがきれいに咲いています。
平日にもかかわらずたくさんの観光客が訪れています。
ここで昼食と思っていましたが、たくさん人がいて時間がかかりそうなので見学とショッピングだけで離れました。
14:00pm ファーム富田出発
食事をしていなくても30分の滞在では短すぎます。ファーム富田へ行かれる方はもっと時間を取った方がいいと思います。
急いで出発したのは今夜とまる十勝エコロジーパークキャンプ場まで135kmと少し距離があるため。
どこかで昼食と思って走っているとゆでトウモロコシとメロンの看板がいくつも出てきます。
取りあえずお腹に入れておこうと、ゆでトウモロコシとカットメロンを買うとこれがおいしい!
さすが北海道! トウモロコシもしっかり実がついていてお腹がふくれました。
帯広の町のスーパーで食料を調達して、ガソリンも給油。
17:15pm 十勝エコロジーパークキャンプ場到着
ここは広くて芝生のきれいなキャンプ場です。よく整備されていて気持ちよく過ごせます。
この近くに十勝川温泉があり、日帰り温泉がいくつもあります。ホテル大平原の日帰り温泉施設さわやかランドへ行きました。浴場はいくつもあり、いい温泉の湯でドライブの疲れも癒されます。
食事の後、キャンピングカーから外へ出ると満天の星空です。東京で見る星より大きく輝いて見えます!
3日目 十勝千年の森でセグウェイガイドツアーへ
8:00am 十勝エコロジーパークキャンプ場出発
このキャンプ場にとまったのは、ここから比較的近い十勝千年の森へ行くためです。
そこでセグウェイガイドツアーをやっていますが、申し込んだツアーの集合時間は9時45分。慌てずに行けるところでとまりました。
9:30am 十勝千年の森到着
距離はそう遠くありませんが、帯広の町で信号に引っかかっていると時間がかかりました。
15分前に集合の後、10時からセグウェイガイドツアー出発です。最初の30分はセグウェイの乗り方から講習を受けます。
しばらく乗ると慣れてきて面白さ倍増!
12:00 千年の森園内を散策
今日は最終日で、この後千歳へ向かうのでセグウェイの後は広い千年の森園内を散策しました。
チーズも園内で作っており、昼食にはおいしいチーズも食べられます。
14:00pm 十勝千年の森出発
クルマは17:00返却の予定で借りています。新千歳空港へ向かいます。
15:30pm 道東自動車道 由仁PA
ここの駐車場に停まって荷造りなどを確認。レンタカーなので小物が忘れ物にならないように車内を隅々まで確認します。
16:30pm 新千歳空港到着
ガソリンスタンドで燃料を満タン。事故もなく無事到着してセレンゲティを返却しました。
北海道のキャンピングカー旅行まとめ
まとめ
朱鞠内湖畔キャンプ場は北海道らしい自然が楽しめるキャンプ場でした。釣りをしたりボートにのったり、ここでもっと時間を取っても面白いと思います。
セグウェイ体験はお薦めです。ガイドツアー(約2時間)は事前の予約が必要。
旭川から朱鞠内湖畔キャンプ場を目指したので、1日目も2日目も移動に時間を使い、観光地であまり時間がとれませんでした。観光地重視なら旭川周辺で宿泊すれば両日とももっと時間に余裕が出来ると思います。
キャンプ場に泊まったのでチェックイン時間に間に合うように走りましたが、キャンプ場でなければこれに縛られません。ただ、夜の走行はシカなどが飛び出してきたり思わぬ事故につながりますので避けた方が良さそうです。
セレンゲティについて
最近レンタルでセレンゲティを入れているショップが増えています。
ハイエースベースでデザインがスタイリッシュ。2.7Lのエンジンで発進ももたつきません。
室内のインテリアは落ち着いたカラーで高級感があります。
幅と高さはありますが、全長は5mないので取り回しは見た目より扱いやすくなっています。
またレンタルで借りてみたいクルマです。
走行距離:708km
ガソリン使用料:93L(夜FFヒーターも使用)
燃費7.6km/L
※今回のベース車は新しいハイエースでシーケンシャルシフトマチック付きの6速AT。従来の4速ATから燃費も改善しています。
しろくまキャンピングカーレンタル
しろくまキャンピングカーレンタルでクルマを予約すると予約確定で「車両説明DVD」が届きます。自宅でこれを見ておくと出発前の説明が簡単に済み、貴重な時間を無駄にしません。
車内に歯ブラシやタオルなど細かく配慮されたグッズが積まれています。
追加レンタル品も充実しているので荷物は着替えだけで済みます。
オプションで借りられる用品の人気順位
- 食器テーブルセット
- コンロ調理台セット
- LEDランタン
- 車用タープ
- 水洗トイレ小
- BBQセット
北海道旅行ここに注意!
ガソリンは早めに入れよう!
キャンピングカーは普段乗っている乗用車より燃費は悪く、燃料計のハリがどんどん下がります。街を離れると、途中全くガソリンスタンドが無くなり、高速道路でもガソリンスタンドがない場合があります。
燃料が少ないとキャンピングカーについているFFヒーターが使えない場合もあります。
ガソリンスタンドを見つけたら早めに給油しましょう。
高さの注意!バックでも!
街路樹が上に張り出していたり、町中を離れると下草が道路に出ていたり。
上と横を十分注意しましょう。
また、駐車場にバックで入れるとき、上に木の枝が張り出していることもあります。バックカメラには映らないのでバックの前の上部も確認しましょう。
電源サイトの予約は早めに
北海道は夏休み全国各地からキャンピングカーが押し寄せて込み合います。キャンプ場に停める予定なら早めに予約しましょう。
キャンピングカーの場合、電源サイトから予約が埋まっていきます。