
埼玉県鴻巣市
FUN²camping(ファンファンキャンピング)
齊藤 由紀江氏
「初めての方でも、安心して楽しめるように。笑顔で帰ってきていただけることが一番です」
レンタルキャンピングカーは気軽に非日常を体験できる一方で、安心して利用できる環境が求められています。FUN²camping(ファンファンキャンピング)は、もともと自社の福利厚生として導入したキャンピングカーをきっかけにスタートしたショップ。実体験から生まれたサービスをベースに、初心者でも不安なく楽しめる環境を整えています。
さらに同社は、ウォーターサーバー事業やシステム開発、自動車関連事業など複数の事業を展開してきた企業でもあります。そうした安定した事業基盤の中で培われた「安心・安全への意識」が、キャンピングカーレンタルにも反映されている点も特徴の一つです。
福利厚生から始まった、実体験ベースのレンタルサービス
キャンピングカーレンタルを始めたきっかけを教えてください

FUN²camping(ファンファンキャンピング)のレンタル事業スタートは、社員向けの福利厚生としてキャンピングカーを導入したことがきっかけです。実際に利用した社員から評判が良かったことから、「キャンピングカーの楽しさを多くの人にも届けたい」という思いから一般向けにレンタル事業が展開されました。
当初は限られた台数でのスタートでしたが、稼働率やニーズを踏まえながら現在の形へと発展。福利厚生としてだけでは活用しきれない部分を、一般レンタルとして広げていった流れがあります。

実体験からスタートしているため、利用者目線での使いやすさや安心感がサービスに反映されています。初めてのキャンピングカーでも、実際に使うシーンを想定したスタッフの対応が受けられるのは大きな魅力といえるでしょう。
ラインアップはクレソンジャーニーとジープニーをそれぞれ2台。普通免許で運転できる点を重視しているので、新型ベースのジープニーも普通免許で運転できるモデルを選びました。若い世代や初心者でも扱いやすい構成となっています。免許区分の変化によって運転できる車両が制限されるなか、そのハードルを下げる意図もあります。
整備士が支える安心のメンテナンス体制

同社はもともと燃料販売やガソリンスタンド、自動車整備事業などを展開してきたバックボーンを持ちます。そのため、プロの整備士による点検・整備体制が整っているのが特徴です。
キャンピングカーは一般車よりも装備が多く、安心して使えるかどうかが重要なポイントになります。専門知識を持つスタッフが管理していることで、長距離の旅や家族での利用でも不安を感じることはなく、安心して出発できる環境が整っています。

また、利用前には車両の状態確認だけでなく、基本操作や注意点についても丁寧に説明。サイドブレーキの扱いやFFヒーターの使用方法、車高による制限など、実際の利用で起こりやすいポイントを事前に共有することで、トラブルを未然に防ぐ取り組みが行われています。
手間を減らす独自のサービスと清潔な車内環境

ショップはガソリンスタンド跡地を活用していて、敷地内に給油設備が残されています。そのため、レンタル後の満タン返却を店舗内で完結できるのも大きな特徴です。利用者にとっては返却時の手間が減り、スムーズに利用できる環境が整っています。

さらに、車内はオゾン除菌消臭器を使用し、返却ごとに徹底的な清掃を実施。定期的に車両だけでなくオフィス全体でも消臭・除菌を行うなど、清潔さへのこだわりが徹底されています。

数年経過した車両でも生活臭を感じさせない状態が保たれており、実際に乗り込んだ際の印象は非常にクリーン。家族での利用では、とくに同伴者の評価が重要となり、車内の清潔さは利用を左右する大きなポイントになっています。
初心者でも安心して使える丁寧なサポート

利用者の多くがキャンピングカー初心者であることから、説明やサポート体制にも力を入れているそうです。特に担当の齊藤氏による丁寧な案内は、細やかな配慮が行き届いている点が印象的です。
事前に動画での説明を用意しつつ、個別での対応も実施しています。出発前には改めて確認を行うなど、理解を深めた状態で旅に出られるよう工夫されています。

キャンピングカー特有の操作や注意点は、知らなければ不安につながる部分でもあります。そうした不安を一つひとつ解消していく姿勢が、初心者でも安心して利用できる理由といえるでしょう。
ファミリーや愛犬との旅にフィットする利用スタイル

利用者層はファミリーが中心で、愛犬と一緒に旅を楽しむケースも多いといいます。広い室内空間を活かし、移動そのものを楽しむスタイルが浸透しているのかもしれません。
利用条件は20歳以上かつ免許取得3年以上など一定の基準が設けられていますが、安全面への配慮も徹底されています。近年は保険確認などのチェック体制も強化して、より安心して利用できる環境づくりが進められています。
遠方の家族に会いに行く長距離旅や、購入前の試乗を兼ねた利用など、利用者の目的はさまざま。なかにはフェリーを利用して離島まで訪れるケースや、イベント・撮影時の控室として活用されることもあり、キャンピングカーの使い方の幅広さがうかがえます。
インタビュー後記
福利厚生からスタートしたという背景が、そのままサービスの質に表れているショップだと感じました。実際に使って良かったという体験があるからこそ、その魅力を利用者にも自然に届けようとしている姿勢が伝わってきます。
整備体制や清潔感といった基本的な部分がしっかりしていることに加え、初心者への配慮も行き届いていました。単に車両を貸し出すだけではなく、「安心して旅に出られる状態」を整えていることが、このショップの価値といえるでしょう。
また、インバウンドや長期利用といった新たな可能性も見据えていて、今後の展開にも期待が高まります。気軽に試してみたい人や、これからキャンピングカーのある旅を始めたいと考えている人にとって、安心して一歩を踏み出せるショップといえるでしょう。





