キャンピングカーをカーシェアリングで借りてみた バンショップミカミ テントむし

借りてみた

キャンピングカーをカーシェアリングで借りてみた バンショップミカミ テントむし

カーシェアリングのキャンピングカー。使い勝手やレンタルとの違いはどうでしょう?
今回はキャンピングカー専門のカーシェアリングを全国展開しているロードクルーズにお世話になりました。
車は人気の軽キャンパー「テントむし」。2泊3日の旅行です。

コースは金曜日の夜借りて、芦ノ湖、金時山(登山)、沼津、伊豆のキャンプ場、伊豆のワイナリー、箱根を越えて日曜日の夜返却という道のりです。

カーシェアリングで借り出し

ますロードクルーズの会員登録が必要です。同社のホームページから申し込み、予約を入れて決済するとすぐに会員カードが送られてきます。
会員カードは車のドアの開け閉めに利用するので必ずレンタル場所へ持参します。

ロードクルーズ会員ICカード
ロードクルーズ会員カード(これはキーの開錠に必要。ICカードになっています)

金曜日の夜、会社を出て横浜にあるカーシェアリングのレンタル場所へ向かいます。
駐車場を発見!! キャンピングカーが何台も駐車しています。
あたりは真っ暗ですが、人が近づくと自動ライトが点灯。
フロントガラスにある読み取り機に会員カードをかざすとカギが開きます。

フロントにある読み取り機
フロントにある読み取り機 予約時間になると読み取り機はスタンバイ状態になっています

車に乗り込み、グローボックスを開けるとエンジンキーなどの束が刺さっています。これを「貸出」に回すとエンジンキーが抜けます。
エンジンをかける前に、グローボックスにある車両点検表を使って車両のキズなどを見ます。点検表と違うキズなどがないことを確認してエンジンスタート!
これから家に向かって荷物を積み込みますが、「簡単だな~!」というのが第一印象です。

カーシェアリングここがいい!

夜遅く車を取りにいっても大丈夫。レンタル時に手間がかからない。

出発

レンタル場所の横浜都筑インター店は第三京浜のすぐそばなので都筑インターから高速道路へ。荷物を積み込むために自宅へ向かいます。
軽乗用車のキャンピング仕様で車体は重く、80km位の速度になると音が大きくなります。70km位でゆっくり行きます。 ガソリンは満タン返しではなく、半分給油なので借りたときも半分。近くのスタンドで満タンにしました。

自宅について荷物を積み込みます。
ここで車内や装備を確認。水も補給します。水タンクは大きくはありませんが、車内で水が使えるのは大変便利です。

レンタルキャンピングカーのここがポイント!

ホームページなどから、キャンピングカーに付いている装備を確認。何を積み込まなければならないか事前にチェックします。
今回、冷蔵庫がなくて、ガスコンロもないことは確認していたので、クーラーボックス、ガスコンロ、やかん、寝具、枕、折り畳み椅子とテーブルなどのキャンプ道具を積み込みます。

準備を整え、夜10時過ぎに出発。この時間の出発だと温泉施設やRVパークなどのチェックインが必要な施設には泊まれないので道の駅を目指します。今回は芦ノ湖近くにある道の駅箱根峠へ。
芦ノ湖湖畔にあるコンビニで食料と飲み物を調達して道の駅へ向かいます。
箱根の山道も登坂車線を選びながら登れば後ろの車に迷惑をかけることなく登れました。

道の駅箱根峠はそんなに広くない駐車場ですが、当日はすいていました。先に到着したキャンピングカーや車中泊の乗用車も数台います。

道の駅箱根峠で車中泊
道の駅箱根峠で車中泊

レンタルキャンピングカーのここがポイント!

車を止める場所はなるべく車が水平になる場所へ止めます。水平が難しい場合は就寝時頭が上になるように車の方向を工夫しよう。車内で生活し、寝るためのポイントです。

車を止めた後、ポップアップルーフを開くと車内は一機に広く感じます。頭の上の圧迫感がなくなり室内で立つことも出来ます。
ただ絶対的な室内の広さがないので、リビングに1人が座ると後部との動線が切れてしまい、奥に置いた荷物の取りだしに不自由しました。

今回大人二人で出かけましたが、ポップアップルーフを開けた上で一人、下で一人就寝。上でも大人一人なら体を伸ばして眠れます。ただ上はクッションが薄めなのでベッドに慣れていると少し体がいたくなります。下のクッションは厚く、大人二人が眠れるスペースなので一人で寝るには十分な広さがあります。

枕も持参したので快眠・・・といきたかったのですが、ここは深夜に箱根峠をかける車やバイクの音がときどきブ~ン、ブ~ンと響きます。
何組かのグループはトイレに立ち寄ってワイワイ騒いでいます。寝たり覚めたりを繰り返しました。

翌日は金時山の登山から

景色がよい道の駅箱根峠
景色がよい道の駅箱根峠

翌朝は少し寝不足ながらアウトドア特有の気持ちのいい朝を迎えました。
これから車内で朝食をとって金時山登山へ向かいます。金時山は1時間位で登れるので運動にちょうど良い山です。
出発しようと準備していると近くに車を停めたおじさんが近づいてきて、「これキャンピングカー?」「ハイ」、「いいね~」「これ軽ですよ」、「軽ッ、いいね~」「レンタルなんです」、「えっ、レンタルなんかあるの!」という会話がありました。

ここから登山口のある金時ゴルフ練習所の駐車場へむかいます。駐車料金500円で登山客は駐車することが出来ます。

9時ごろから登山開始

金時宿り石
金時宿り石 ここまでで息が切れますが、まだ2~3合目あたり
約1時間で山頂へ到着!
約1時間で山頂へ到着!
マッチャ金時
山頂の金時茶屋で出しているマッチャ金時 豆も入っていておいしい!

山頂でゆっくり過ごして駐車場へ戻ってきたのは12時頃。
昼食を目指しますが、金時ゴルフ練習所の向かい側に面白い車を発見。
「楽しいクルマのレンタカー fun2drive」です。ここはスカイラインGT-Rやロータスエリーゼなど峠を走って面白い車を貸し出しています。チョイ乗り1.5時間からレンタル出来るのが面白いですね。

楽しいクルマのレンタカー fun2drive
楽しいクルマのレンタカー fun2drive

下山後すぐ温泉に入っておくと翌日の筋肉痛やヒザの痛みが緩和されます。
それなら温泉と昼食があるところ・・・
釜飯を待っている間に温泉に入れるお店として、ときどきテレビでも紹介されている「かま家」へ。登山の後に入る温泉は格別です!

温泉に入れる釜飯屋「かま屋」
温泉に入れる釜飯屋「かま屋」
しゃけ親子釜飯
しゃけ親子釜飯

箱根を下って沼津の魚市場で今夜の食料を調達。そばにはシーラカンスや深海魚で有名な沼津港深海水族館がありますが、時間がなくて立ち寄れず。残念。

奥が沼津港深海水族館
奥が沼津港深海水族館
沼津みなと新鮮館
沼津みなと新鮮館

途中クーラーボックスの氷もコンビニで調達して、今夜の宿泊地モビリティパークへ。ここはオートキャンプ場として整備の行き届いた施設です。子ども連れでも遊び場も多くカヌーや釣りもできますが、何よりも手入れの行き届いた芝生が気持ちいい~。

キャンピングカーサイト
キャンピングカーサイトは芝生の上!
モビリティパーク
モビリティパークは遊び場や大型の滑り台、池もあって子供たちに人気です

キャンピングカーのサイドオーニングを広げます。椅子とテーブルも出してキャンプらしく夜は外で食事をとりました。

レンタルキャンピングカーのここがポイント!ここは注意!

サイドオーニングの取り扱いには十分注意しましょう。
道の駅などでは隣の車の迷惑になるので開けません。使用は必ずキャンプ場などで行います。
また、サイドオーニングが風にあおられて車にキズを付けたり、破損して巻き取れなくなるといったことも起ります。風が強いときにはサイドオーニングはしまいしょう。

夜、キャンプ場主催のホタル鑑賞会がありました。6月にキャンピングカーでホタル狩りに行きたいと思っていたところ、ちょうどよい企画です。近くの小川で久しぶりにたくさんの光るホタルを見ることが出来ました。
前日の寝不足気味から早くに就寝しよく眠れました。緑の芝生の上にとまったキャンピングカーで目覚めもさわやかです。

昨夜ホタル狩をした小川
昨夜ホタル狩をした小川

伊豆のワイナリー、修善寺の後、車の返却へ

モビリティパークのチェックアウト時間は12時なので朝ゆっくり出来ます。
電源も確保してパソコン仕事をチェックアウト時間ギリギリまで行いました。

外部電源とテントむし装備の電源コード
外部電源があるのでキャンプ場は安心、黄色い電源コードは「テントむし」に用意されていました

テントの人たちは撤収のために準備を早めに初めていますが、キャンピングカーだと撤収は楽ちんです。

次に向かったのは中伊豆にあるワイナリー「中伊豆ワイナリーヒルズ」。広々としたぶどう畑に石造りのような建物が建っており別世界に来たような雰囲気です。 ここで昼食。ワインの試飲コーナーもありますが、ガマン、ガマン。 ガイドツアーもあり、ワイン工場やぶどう畑をガイドがついて案内してくれるのでワインに興味がある人には面白そうです。

広いぶどう畑
広いぶどう畑。結婚式も行われていました
ワイン工場やレストラン、販売店がある建物
ワイン工場やレストラン、販売店がある建物。ワインの試飲もできます

ここを出たのが午後2時過ぎ。レンタカーなら帰りの渋滞を考慮するとそろそろ帰路を考えるところですが、カーシェアリングなので夜6時や7時といったお店の閉店時間が気になりません。
ということで温泉へ入りに修善寺へ。
修善寺の町を散策して、日枝神社でお参りしました。そして共同浴場の筥湯(はこゆ)で温泉につかります。休憩施設はありませんが、きれいな建物で、いい湯につかって350円です。

温泉施設、筥湯(はこゆ)
筥湯(はこゆ)帰る前に温泉に入ってサッパリ

近くの茶房で一休みした後帰路につきます。キャンピングカーは夜9時までの時間で予約しているので十分時間があります。途中渋滞にも何度かぶつかりましたが返す時間に余裕があり、焦りませんでした。

夜8時ごろ駐車場につくと他のキャンピングカーは1台もいません。通しで借りているのか、若しくはもっと遅い時間を返却時間にしているのでしょう。
車内に忘れ物がないことを確認して、リビングのドアを施鍵。

返却作業も簡単でエンジンキーをグローボックスの元の位置へ差し込み回します。そうするとカード読み取り機が有効になります。外に出て扉を閉めて読み取り機に会員カードをかざすとドアがロックしました。これで返却も完了!

返却
元の場所に戻し、カードでドアロックして完了!

カーシェアリングと軽キャンパーのまとめ

大きなボックス
後ろに背負った大きなボックスが荷物の整理に大活躍

カーシェアリングについて

大きなメリットはやはりお店側の営業時間に関係なく、借り出しと返却が出来ること。今回この良さを十分享受できました。特に帰路でお店の閉まる時間を気にしながら走らなくてよいことは現地での滞在時間を長くとれますし、精神的にも楽です。
キャンピングカーにはじめて接する人には装備などを説明してくれる人がいないので、サブバッテリーシステムや給水システムなどキャンピングカー独特の仕組みを事前に理解しておいたほうが良いと思います。
大きな装備の使い方はロードクルーズのサイトに動画でアップされていますが、屋根の上げ下げやベッド展開の方法などはスマホで現地でも確認できたので作業はスムーズでした。 ロードクルーズのカーシェアリングは返却後、一定時間次の予約が入らないように調整されています。車の整備や室内の清掃はその間に行います。今回借りた車も室内は大変きれいでした。

軽キャンパーについて

人気の軽キャンパー。予想通り、良い点と軽だから仕方ないという両方をもっていました。
サイズの小ささからどこにでも行けるという感覚とカーシェリングの気楽さはベストマッングと思います。
山道はローギヤーでないと登らないところがいくつか出ましたが、これは仕方ないところ。下りも乗用車よりブレーキの効きが甘いので車間距離と速度には十分注意する必要があります。ただ、両サイドに車幅のはみ出しもないので運転は楽です。
室内はコンパクトにまとまっていますが、絶対的な広さがないので最初荷物の取り出しなどで不自由なところがありました。ただ慣れてくるとだんだん使いやすい配置がわかってきます。持っていく荷物やクーラーも軽キャンパーを想定してコンパクトにすればずっと使い勝手は向上すると思いました。
ファミリーでも小さな子ども1人か2人までなら十分楽しめると思います。

テントむしの車内

大きなボックス
大人二人と子どもなら車内で食事が出来ます
車内の前方向
車内の前方向
ミニキッチン
ミニキッチン。歯みがきやコップをゆすいだり、小さくても便利に使えます
天井上
天井を上げるとここにも荷物を置くスペースが生まれます
電源関係のコントロールパネル
ミニキッチンのところにあるコントロールパネルで電源関係は集中管理

便利に使えたグッズ

折り畳み式ガスコンロ
折り畳み式ガスコンロ、どこにでも売っているガスボンベが使えるので経済的かつ便利
折り畳み式ガスコンロ
折りたたむとこんな感じ

ゴリラトーチフレア
ゴリラトーチフレア 磁石で車体につくので夜便利に使えました。

借りてみた