富士登山にキャンピングカーで挑戦! 東和モータース販売 インディ

借りてみた

富士登山にキャンピングカーで挑戦! 東和モータース販売 インディ

キャンピングカーをレンタルして、富士登山に挑戦。山頂でのご来光を見るため、夜間の登りと早朝の下山になり、高山病対策や疲労回復にキャンピングカー利用して仮眠と休息時間を計画しました。いざ富士へ挑戦です。

ヨセミテは現在閉業しています。

レンタルキャンピングカーの手続き(10:30AM)

富士山登頂に向けて、一泊二日の行程で先ずはキャンピングカーのレンタル手続き。
お借りしたのは、世田谷区のレンタル店ヨセミテにて、軽キャンパーインディを借りました。初めてキャンピングカーを借りるのですが、手続きは一般の車両とほぼ同じ。

また、クルマの取り扱い説明では、ベッドメイクの方法やクーラー、流しの水の使い方、二階寝室部分のポップアップの使い方など初めての話が多く、一般車両との違いを感じます。

借りる時は新車の様に手入れが行き届いている!

いざ富士へ出発(11:15AM)

息子を連れての富士登山。息子は初めての富士山となります。大人二人が仮眠出来るスペースが確保されている事が条件でしたが、コンパクトな軽キャンパーインディでも充分に仮眠場所の確保を確認出来ました。
手続きと車内の取り扱いクチャーも完了し、登山道具全てを荷台に詰め込み出発進行!

出発前にレンタル店「ヨセミテ」オナーの大原氏により撮影!息子と私

中央自動車道河口湖IC近くの富士北麓駐車場へ到着(2:00PM)

行きは、世田谷区のレンタル店ヨセミテから出発して、中央自動車調布ICから河口湖ICを経由して富士北麓駐車場を目指します。

土曜日の昼過ぎの下りの中央自動車道は、渋滞なしで予定通りの到着。

駐車場の入り口で受け付けの方から、『天井はポップアップして2階になるのか?』と聞かれ、キャンピングカーはやはり関心が高いのものだと改めて思いました。

そして、駐車場に到着後に先ずは登山の荷物を事前準備してから、約3時間の仮眠。(zzz・・・)

ザックと登山靴の準備
登山前の3時間仮眠
キャビン(下段)のベッド

キャンピングカーで仮眠後に専用バスで5合目到着(5:30PM)

天気予報では、曇りのち雨の予報。頂上付近は断続的に曇っていて、その雲が徐々に5号目方面に下降しています。まさにこれからの先行きに暗雲が立ち込めている様な…

5:30PM頃の5合目から見上げた山頂は曇り

いよいよ登頂開始(7:15PM)

5号目(約2,300m)では約2時間強の高山慣らし(高山病対策)をして、山頂でのご来光(5:00AM過ぎを予定)を目指し登頂開始!

7:15PM頃の5合目から見上げた夜の山頂は晴れ
吉田口の登山道入り口にて

山の天気は変わりやすい(8:00~11:00PM)

登山開始時に雨は降っていなかったものの、9:00PM頃6合目過ぎから雨が降り始め、レインウエアを上下着用して登り続けるも、11:30PM頃の7号目では土砂降りとなり、雨のための体力消耗が激しく継続登頂を断念して、山小屋に緊急避難と宿泊(約2,790m)を選択しました。

7合目鎌岩館

山梨県富士吉田市新屋1254-12 (事務所)
TEL:080-1299-0223(8:00~19:00)
ホームページはこちら

朝になっても天候が回復せず下山(6:00AM)

朝になっても雨は降りやまず、7号目と8合目の間は岩場が続き、足場も悪い上に、雷鳴が響き登頂を断念して、下山することにしました。5合目からは北麓駐車場まで専用バスで下山。

7合目からの下山

疲労が溜まっていたので、まずは休息(8:45AM)

悪天候により急遽避難した山小屋での宿泊スペースは一人30cm位の幅で、とても狭く充分な休息が取れませんでした。

下山後まずは広々したキャンピングカーで休息をとりました。軽キャンパーと言えども山小屋の宿泊場所と比べると寝返りも出来るので、休息するには大変助かります。

下山後の休息も寝返りも出来て最高!
ポップアップの二階は、登山用ダウンを使って仮眠

富士北麓駐車場は涼しく、仮眠には最適(10:25AM)

北麓駐車場は標高約850m。10:25AMの気温がこの日は20℃であり、仮眠には最適な環境です。とりあえず体力の回復には充分です。

北麓駐車場は仮眠に最適

富士登山とキャンピングカーの相性

富士山以外の山行におけるキャンピングカーとの相性では、朝早い始動が必要な山や、24時間駐車出来る駐車場がある山には、前日の夜間に到着し車中泊する事で、登山開始時間を早めて、結果的に下山時間を早くすることが出来ます。これは日没リスクの軽減など、体力面でのリスク以外にも役に立つと思いました。今度は別の山で試したいと思います。

富士山は入山時期が決まっているので、リベンジは来年とします。他の山に向かう時には、違う車種も検討して、単なる山行だけではない楽しみ方を発見したいと思います。

登頂はできなかったものの、入山料の証が唯一のお土産

ヨセミテは現在閉業しています。

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